0-1. 作曲環境を準備しよう
まずは、VOCALOIDを使用したDTM(Dest Top Music)を始める上で必要となる環境を準備します。
◎は必須となる物、〇は必須ではありませんが有ると便利な物になります。
【準備するもの一覧】
◎ PC (Personal Computer)
性能が良い程、ストレス無く出来ますが、DTMを楽しむ上で
最低限必要となるスペックは、以下となるようです。
CPU ・・・ 2GHz以上(2コア)
メモリ ・・・ 2GB
HDD ・・・ 20GB以上
◎ DAW (Digital Audio Workstation)
デジタルで音声の録音、編集、ミキシングなど一連の作業が
出来るように構成された一体型のシステムの事を指します。
MIDIの打ち込みや、ボーカル、楽器のオーディオ録音と言った
作業もこのシステム(ソフト)を使用し行います。
◎ VOCALOIDソフト (Editor含む)
VOCALOIDを使用して曲を作るのであれば必ず必要となる
ソフトです。
VOCALOID3版を使用する場合は、「VOCALOID3 Editor」
というEditorも併せて準備することをお勧めします。
〇 オーディオインターフェース
自分が弾いた楽器や、歌ったボーカルを録りたいといった人
に必要となる機器です。
廉価版のDAWソフトが付属されている事が多い為、有償版
DAWのお試しが出来るというメリットもあります。
〇 モニタースピーカー
必ずしも必要では有りませんが、リスナーの視聴環境は様々です。
また、スピーカーで聴くことによって気付ける問題もある為、
持っていると何かと便利かと思います。
〇 モニターヘッドホン
スピーカーと同様、必ず必要なものでは有りませんが、イヤホンで
は気付けない問題点等を解決する事も出来る為、こちらもあると
便利です。
〇 楽器類
自分で弾いた音を曲に入れたいので有れば、無くてはならない物です。
かなりざっくりとした説明になってしまいましたが、上記は曲を作るにあたり必要となる物の一例です。
人によって必要有無は出てくると思いますので、その辺りは適宜判断するのが良いかと思います。
また、iPhoneやiPadを使用して曲作りをする事も可能です。
準備する物の一例としては、
・ iPhone/iPad
・ DAWアプリ
・ iVOCALOIDアプリ
これだけあれば曲を作る環境が整います。
掛かる費用も既にiPhoneかiPadを所持しているのであればVOCALOIDアプリの購入費(1500円位)
だけで済みます。
PCを使用した場合に比べると操作性は落ちますが、それでも充分過ぎる程です。
有償の物はやはり、有償なだけあり便利で作業効率も捗ります。
但し、相応のコストが掛かります。
無償の物も、中には無償とは思えない程良い物もありますが、全く使えない物もあります。
ですので、個々の判断で一番良いと思った物を選択する事が最良の手段ではないかと。
次回は、「第1章 簡単なコードを覚えよう」になります。